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ライブコマースとTikTokの人気動画コンテンツの可能性

ライブコマースとTikTokの人気動画コンテンツの可能性

ライブ配信で最も人気なアプリといえばTikTokです。TikTokは中国発症でBytedance(バイトダンス)というメディア企業が運営し、世界150ヵ国以上で利用されています。YouTubeの動画視聴時間は、平均5分前後とされているが、Tik Tokの動画は15秒と短時間で撮影、視聴ができるのがTikTokの最大の特徴です。

スマートフォンさえあれば、動画編集技術や撮影機材も必要なく、音とエフェクトさえあれば誰でもセンスの良い動画にとまるという圧倒的な手軽さで、動画投稿のハードルの低さを捉えることに成功しました。そして、その人気は中国や日本だけでなく、2018年の4~6月期には、iOSアプリダウンロード数で世界一にもなり、一気に10代20代の若い世代を中心に利用者を増やしています。そのスピード感は凄まじく、InstagramやFacebookの半分の期間で1億人ユーザーまで到達しています。

出典:How to become Tik Tok famous

Tik Tokで重要なのがインフルエンサーなどのクリエイター

誰もが手軽に動画を配信できるだからこそ、視聴者との差別化をする際にコンテンツ作りが重要となります。また、コンテンツ次第でフォロワーがゼロの状態からでもバズる可能性があるのもTik Tokの特徴です。ショートムービーでは個性が求められますが、ニッチすぎる個性だと誰も見てくれません。より多くの人に発見されるためには、個性の中に流行を盛り込んだコンテンツを発信しなければなりません。また動画内の少ない時間も中でどれだけの情報量を与えるかがポイントとなります。動画の中にしっかり共感するポイントを作ることでユーザーとの信頼を築いていきます。短い動画の中でいかに、冒頭でインパクトを与え、飽きさせない展開から最後オチをつける動画が人気となる傾向があります。

インフルエンサーが活躍する時代

TikTokは踊る若者たちが次々と登場するだけのメディアではなくなっています。 Twitter、Instagram、YouTubeに加えてTik Tokもインフルエンサーを活用したプロモーションが行われています。しかし、TikTokのメインユーザーは16歳から24歳で、若者の興味が強いファッションやコスメといった業界から注目を集めていますが、まだ市場が狭い状態です。しかし、これまでの写真だけではない動画に対してクリエイティブな視点を持ったインフルエンサーがTikTokなどのコンテンツで活躍することで、幅広い年齢層にインフルエンサーマーケティングが広がっていくと予測されます。

TikTokから始まる動画コンテンツビジネスへの期待

TikTokの特性上、インフルエンサーがTwitterやFacebookで展開する「割引クーポン」や「商品の購入」を直接的に促すような内容は求めらません。視聴者はあくまで「独創性のあるおもしろいクリエイティブ」を求めています。なので安易に広告や案件と思われる投稿を出すと一気にユーザーから逃げられてしまうリスクもあります。またYouTubeのように視聴者が直接的に商品購入サイトなどに誘導できるものではないため、売上に直結するわけでないことも広告を出す企業にとってはあまりメリットがないとも言えます。

動画コンテンツの中でインフルエンサーが活躍する中で商品が購入できる仕組みのサービスが展開されることで、多くの年齢層から指示を集め、企業にとっても認知と売上を増やせる販路ができるサービスが求められます。TikTokを通じて若者が手軽に情報発信ができるようになり、個性を売りにできる時代になりました。これからの未来にはこうした個性を武器に様々なビジネスが展開されることが期待されています。

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