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企業が上手にSNSを活かして行く方法とは?

企業が上手にSNSを活かして行く方法とは?

SNSは企業が集客や認知拡大のために利用する欠かせないツールになっています。SNSを通じて顧客と接点を増やし、発信した情報は人から人へ一気に広がっていきます。また、SNSの投稿回数を増やすことで自社のファンを作り、直接コミュニケーションを取ることで信頼関係を構築していくことができます。また、獲得したいいね!やコメントで顧客からの声を吸い上げることもでき、意見を反映させて商品やサービスが開発されることもあります。

既に企業としてSNSは欠かせない広告ツールになっていますが、多くの企業ではSNSでの認知拡大や集客は「お金を掛けずに運用できる便利なツール」という認識をもっている人が多いのが現状です。しっかりとSNSを活用して上手に結果を出すには、知識と経験が求められます。また、これからの時代、SNSを運用していないことがリスクになるとも言われています。

SNSの相性は企業やサービスによって異なる

企業の商品・ブランドによって適切なSNSの使い分けが重要で、運用目的や活用すべきリソース、運用体制などによっても様々で、適切な運用方法が求められます。まずは代表的なSNSである「Facebook」「Instagram」「Twitter」3つのSNSの特徴を紹介します。

Facebook

Facebookは世界でユーザーがおよそ22億人もいると言われています。その圧倒的な人数からターゲティングに利用できる項目が多く、ユーザーの性別・年齢・趣味嗜好から細かい設定が可能で、必要な予算に応じてターゲティング広告が可能となります。例えば、アメリカの西海岸で働く、年収〇〇ドル以上、子供2人で趣味が旅行で最近欧州に旅行した人など、企業や商品にあった人物像に向けて広告を配信することができます。

Instagram

現段階で購買行動への意識を高めるのならInstagramが有効と言われています。。Instagramは文章よりも写真や動画といった視覚的な要素が強く、アカウントの世界観から共が生まれフォローしていきます。斬新なデザインやお洒落な写真が求められ、写真の見栄えやクリエイティブの良さが必要とされています。こうした要素をクリアすることで、購買の意思決定のための情報収集に多く活用されているといわれています。

Twitter

テキストのみで投稿でき、リツイートが簡単で盛んに行われているので、一気に拡散される可能性があります。またリアルタイム性が高く、イベントの告知などで「一緒に楽しむ」ことができ、Instagram、Facebookと比較すると瞬間風速的に情報を広げて認知度を高められます。「明日から始まる国際展示場のイベントで〇〇の商品を限定販売します。Twitterを見たというと特典がもらえるので、ぜひ来てください!」などとツイートをすることで、イベントの集客や緊急セールの告知が可能で、一気に情報を広げることができます。

SNSの活用法

Facebookやインスタグラムで「シェア」、Twitterで「リツイート」など、人と人が情報を共有することで、拡散する機能が備わっています。また、SNSなら手軽に個人のユーザーと直接やりとりができるので、企業と個人が直接かかわることで、ユーザーの動向や意見を吸い上げることも可能になっています。そして「いいね!」や「リツイート」「フォロー」など、相互でアクションすることでSNSからファン化に繋がりやすい傾向があるのがSNSの最大のメリットです。

SNSのデメリット

SNSは個人と手軽に繋がれるメリットもありますが、その手軽さがリスクとなる場合もあります。例えば「不適切な発言」「誤操作」などで思わぬ情報が拡散され炎上につながるケースがあります。また、誰もがアカウントを手軽に作ることが可能なので、ただやみくみおに配信や投稿を繰り返すだけでは大きな効果をえることはできません。しっかりと分析し、ターゲットとなるユーザーにとって有益なコンテンツ・共感してもらえるコンテンツを発信しなければ、効果が出ることはありません。しっかりと質の高いコンテンツを作り続けコツコツとフォロワーを獲得し、中長期的な目線で運用を考える必要があります。また、すでに運用に成功している企業やサービスが多いため、これからSNSを初めて成功するには並大抵の努力では報われないことが多く、しっかりと計画を立てて地道に実行していくことが求められます。また、フォロワーを獲得できたとしても、SNSプラットフォームの規約変更や仕様変更により、今まで実施していた内容が実施できなくなる場合あります。こうしたリスクも抱えながら、戦略を整えていかなければならないので、担当者が片手間で実施するだけでは成功しないのが現実です。

動画が企業の有効な広告ツールになっている

昨今、SNSでも動画による配信が増えています。文章や写真よりも商品やサービスをきちんと伝えられる利点と視覚・聴覚を直接刺激することで人々の記憶に残すことができるようになります。演出で個性を出すことで、ライバルとの差別化もでき、企業イメージをアップさせるのにも有効です。こうした動画配信がSNSでも手軽にできるようになっており、若者を中心に「TikTok(ティックトック)」や「LINEライブ」「17LIVE」といったショートムービーが人気となり、企業のタイアップ広告や認知拡大にも活用され、インスタグラマーやYouTuberと同様、ライバーとして収益化する人たちも増えています。

こうした動画配信は世界的にも広がっており、店舗スタッフが店内でライブ配信を生放送することで、集客やオンラインで商品を販売する光景も一般的になりつつあります。日本でもこうした動画の活用法が浸透することで、新しい市場が開拓されるかもしれません。

今後のSNSがどう活用されていくかは、それぞれの企業が適切なSNSツールを開拓し、日本独自の新しいプラットフォームが生まれていくと思います。

また、近い将来5Gが普及することで、動画コンテンツはさらに増えることが予想されます。移動中でも動画が手軽に見やすくなることで、リアルな配信やコミュニケーションを取りながらの生配信なども広がっていくと考えられています。誰もが動画コンテンツを作れる時代になり、動画配信をやらないことがリスクとなる時代もそう遠くないでしょう。

 

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